ラブラドライトと硬度

January 22, 2017

約2ヶ月過ごしたポカラを離れ

首都であるカトマンズへ来ています。

 すでにポカラから見えるヒマラヤの山々が恋しいです。

 

そんなポカラでの滞在中、

インドのジャイプールで仕入れた

金色の発色のラブラドライトが

穴あけ中に割れてしまいました。

 

そこで今回は硬度の話です。

 

ラブラドライトの硬度は6-6.5

宝石や鉱物の世界では

『モース硬度』引っかきに対する硬さ

『ロージバル硬度』削り磨きの硬さ

『ヌープ硬度』押し込みの硬さ

がありますが

普通は宝石や鉱物の硬度と言ったら

モース硬度です。

 

1を最も柔らかい

10を最も硬いとして

材料をこすり合わせて

傷がついたほうが柔らかいと判断している

相対的なものです。

 

なので硬さの尺度というよりは

硬さの順位での数字です。

 

ちなみに硬度10のダイヤモンドは

モース硬度は硬いですが

床などに思いきり叩きつければ

割れると言われています。

 

そしてモース硬度の『7』は

重要な意味を持ちます。

私たちの日常に存在する砂や埃、

床や壁には硬度7の石英が多く含まれます。

そのため『宝石』として身につける場合

硬度がこれより高くないと

傷がつきやすいのです。

 

そのため『天然石』といわれるものは

取扱いによってはすぐに欠けたり傷ついてしまいます。

 

今回のラブラドライトも

気をつけて穴あけをしていたのですが、

穴をあけやすい場所ではなく

少し欲張ってコーナーぎりぎりの

穴をあけたい場所にドリルを入れてしまったため

欠けてしまいました。

 

ちなみに仕入れてすぐのインドでも

ラブラドライトを大理石の床に落として

真っ二つに割れてしまいました。

青い綺麗なラブラドレッセンスだったので残念。

 

ラブラドライトの光の煌めきを

ラブラドレッセンスといいます。

薄い層状組織が折り重なっているので

光の方向によって色が変わります。

 

また、

ラブラドライトの名前は

カナダのラブラドル半島で

最初に発見されたことから名付けられました。

そのラブラドル半島で漁師さんと

共に働いていた犬が

ラブラドールレトリバーと呼ばれるようになりました。

 

ラブラドライトとラブラドールレトリバーは

どちらも同じ地名から来ているのです。

ラブラドライトというと

ラブラドールレトリバーを思い出して

なんだか少し癒やされます。

 

 

今後この割れてしまった石は

研磨し直すか、

もしくは

ちょっとした実験をしてみたりと

有効活用したいと思っています。

 

どうぞ楽しみにお待ちください。

 

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