シルクマクラメの制作過程
October 18, 2017
シルクを使用してマクラメを編む場合、
滑ったり引っかかったりという難しさはありますが
編み方はワックスコードとほとんど変わりません。
今回は、ワックスコードで焼き留めにしている部分を
シルクでどのように留めているのかを中心にご紹介します。

カボションタイプのペンダントトップ制作過程です。
MARUでは現在こうしています、という例なので
人それぞれでやりやすい方法などは変わってくると思います。
各々のやり方の参考程度にしていただければと思います。

フレーム編みはワックスコードと変わりません。
タイシルクの注意点
■タイシルクなので緩いと滑りやすいです。
■ささくれ、爪に引っかかります。
■MARUではワックスコードより強めの力で締めて編んでいます。

制作過程の表と裏はこんな感じです。
タイシルクの光沢が綺麗に出ます。

ここまではワックスコードの編み方と変わりません。

ワックスコードでも同じ過程だと思いますが
紐を切る前に強めに締めています。

糸を少し裏側にもってくると、
処理後に綺麗に見えます。

カットします。

ワックスコードより滑りがいいので、
あまり短く切りすぎると解けることがありますので、気をつけてください。

慣れないうちは1本ずつ処理していくのがおすすめです。

MARUで使用している接着剤は、指で押すと熱で白っぽくなってしまうので、
接着剤によっては気をつけてください。

ヘラで接着剤を軽くつついて馴染ませ、
後ろに撫でつけて押さえるように留めています。

同じようにすべて処理してペンダントトップ完成です。

MARUでのシルク紐を扱ったマクラメ制作の処理過程です。
もっと別の方法などもあるかと思いますが、
少しでも参考になれば嬉しいです。
使用石:ブルーカルセドニー
紐:タイシルク
装飾:カレンシルバー